2022.02.24
ダイヤモンドオンライン記事解説掲載しました。

先週のダイヤモンド・オンラインにまたおかしな記事が掲載されました。
一昨年のNITEの発表までは馬鹿げた陰謀に気が付かずにネット記事やメディアに翻弄され続けましたが、JFKを設立し業界団体として戦っているいまになって、まだ利権の片棒をかつぐようなメディアがあれば容赦しません。
少々長いですがご覧ください。

[記事解説]
消費者庁の露骨な「クレベリン潰し」、背景に片山さつき氏の影がチラつく空間除菌連合?
窪田順生:ノンフィクションライター
https://diamond.jp/articles/-/295115


興味深く読ませていただいた。筆者は受賞歴のあるノンフィクションライターだそうだが、何を伝えようとしているのかわかりづらい記事である。日本除菌連合と片山さつき議員の名前が見出しにあり、日本の最新感染対策により元の社会経済を取り戻そうという我々の目的が引き合いに出されているのであるから、とりあえず記事解説しておく。

■クレペリンに流れ弾?
前段のクレペリンが狙い撃ちされているのは多分事実であろう。このノンフィクションライターの消費者庁にも大幸薬品にも除菌連合にも片山議員にも当事者の誰にも取材していない「個人的な想像」(フィクション?)によると、消費者庁は日本除菌連合と「感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟」に対して議連会長で政治的実力者である片山さつき議員に正面から議論も意見交換もできず、議連議員の国会の場での追求を恐れることからか、除菌連合の会員ですらない大幸薬品の製品を空間除菌という感染対策への見せしめにしていると「個人的想像」をしている。
消費者庁が大幸薬品との「全面対立」に踏み切ったのは、「空間除菌」の社会的信用を失わせることではなかったかと思っている と想像している。
知らない読者にはもしかするとそうなのかもしれないと思わせるような想像である。

後段は我々「日本除菌連合」と議連とのホームぺージで公開している関係について想像されている。ちなみに我々は一本の電話も取材依頼のメールも受けていない。
ここでは厚労省の立場を「空間噴霧を推奨できません」とあえて誤報しており、「WHOも医療界も同様のスタンスで、医療関係者の間では効果に否定的な意見が多い。」とここでは自分の想像をあたかも事実のような記載をしている。ちなみにWHOは次亜塩素酸水を危険とはみなしていないことを表明している。
下記の松本哲哉氏に次亜塩素酸水の危険性を語らせる取材をはじめ次亜塩素酸へのネガティブな書き込みを繰り返すBuzzfeedニュースを引き合いに出して、名前も名乗らぬ官僚らしき人の見解を厚労省の公式見解かのように載せ、「空間除菌に否定的な方は」と他人の発言として「こういう主張をするメーカーにもガツンと措置命令を出せばよい」と煽っている。
「こういう主張をする」メーカーが、いまの空気感染力の強いコロナ爆発感染に科学的根拠にもとづいた効果と安全性を証明している数々の製品を作るメーカーを指すのならば、この筆者はいまの日本のコロナによる国民の健康と社会経済の荒廃に対してなにをもって当たろうというのだろうか。消費者庁とクレペリンのやり取りから何を提起しようとしているのだろうか。
コロナ対策に真剣に取り組んでいる人たちに対してまったく無責任かつ意味不明な記事である。
ネットヤクザやインターネット通信社がどこかの利権業界をスポンサーとしてネガティブ記事を書くのはまだしも理解できるが、ダイヤモンド社がこのような記事を掲載するのは理解できない。

■厚労省の見解変更
10月21日に全国自治体、保健所に事務連絡として通達された「次亜塩素酸水を安全に適切な取り扱いで空間噴霧することは妨げない」という明確な厚労省のQAによる解明を、「一部の医学者が認めていない」と書いている。これも個人的想像だろうか。どこの医学者が厚労省の正式な通達を認めていないのかどうぞ実名で記載いただきたい。

ちなみに医学界の権威で専門家として人気者の国際福祉医療大学の松本哲哉教授は2020年のNITE最終報告記者会見ではNITEの委員長として「空間噴霧は目が結膜炎になり気道障害を起こす」と公の場で発表し、テレビワイドショーでも次亜塩素酸水の空間噴霧の安全性に対して科学的事実と異なる発言を繰り返していた。ところがその後、次亜塩素酸水業界からの質問に対して「自分で健康被害の実験をしていないものを発言できるはずがない」として危険性への言及はしていないと否定。7月8日の第2回の議連には「新型コロナウイルスの伝播様式については、米国CDCも空気中を漂うエアロゾルを介した感染リスクが高いことを示しており、マスクの着用やソーシャルディスタンスだけでは感染対策上、十分ではないことはこれまでのクラスター発生の状況からも明らかです。有効な対策としては換気の徹底あるいは空間中のウイルスの消毒が挙げられますが、まだ科学的に証明されていないために有効と思われる方法が取り入れられておりません。超党派議員連盟の先生方には、是非、科学的な検証を後押ししていただき、空気中のウイルス対策を国内外で活用できるようご支援いただくことを切に願っております。国際医療福祉大学教授 松本哲哉」と
空間中のウイルスの消毒の必要性についてメッセージを寄せている。
現在はご自身が否定されているが、NITEの委員長として、NITEが試験もしていないテーブル「ヒタヒタ」でないと効果がない発表や「目や気道に障害が出る」と言っていたときの当時のテレビ録画が会員から届いたのでご覧いただきたい。https://www.youtube.com/watch?v=RhfxwbYafOU

■感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟
日本除菌連合の政治的後ろ盾が議員連盟とあたかも新事実をスクープしたかの見出しを付けているが、我々は公開の会場で当事者の厚労省も経産省も消費者庁の代表にも出席いただき毎回発言いただいている。厚労省が「おススメしない」という見解を変更していないと言うならばこの録画記録が議員連盟のホームぺージに掲載してあるのでしっかりご覧いただきたい。https://kansen-taisaku.jp/news/210708.html
片山さつき議員のツィートも医療関係者から批判を受けて話題になった。と書いているが、「空間除菌、O3、HOCL、光触媒の効果を三重大学教授と東工大教授が説明し、政府機関が空間除菌の有効性を科学的に認定を」という主張のどこが誤っていて批判を受けなくてはならないのか。

このノンフィクションライターは、人気商売の政治家は「選挙に落ちればタダの人」なのだから空間除菌に逆風が吹けば沈黙するとして、逆風を吹かそうとする勢力をそそのかしているような書きぶりであり、厚労省と経産省、消費者庁と除菌連合と議連との間で長期間の意見交換の末にすでに解決した問題に対して対立図式を煽っているかのように見える。
「バトルが続く」だの「不毛な戦場」だのと、前任者が出した誤った通達を省庁のメンツを捨てて修正してくれた官僚の人たち、真剣にコロナ対策の製品を開発し国民の健康と命を護ろうとしているメーカーや販社の人たち、それを活用して必死に家族や職場の健康を護っている人たちを愚弄するかのような「筆者の想像」である。

■風評を工作した利権の構造 (以下は個人的な想像ですが)
あたかも第三者の様に面白おかしく想像の世界を書いているようだが、次亜塩素酸水に対してアルコールの業界の一部が行った風評の捏造は、多くの国民の救えるはずだった感染を非科学的な工作により感染を広げたことにほかならない。2020年5月30日のNITEの発表前には全く無かった風評が突然に巻き起こり、メディア全てが本来感染を防ぐための資材に対して科学的根拠もなくネガティブキャンペーンを起こしたのはなぜだったのか。誰が何のために国民の命をおもちゃにしてまでも自分の利権と、公務員の倫理と、科学者の良心すら捨てさせるようなことを行ったのか。
ダイヤモンドプリンセス号に乗り込んだ医師団は次亜塩素酸水メーカーからの資材の無償提供を拒絶した。その時、埠頭の職員や応援の自衛隊員は次亜塩素酸水の空間噴霧で感染を防いでいた。クラスターが発生し多くの人が死亡した札幌の介護施設においても、応援に入った医師団は施設側が保有していた空間除菌の大型機械を使用したいという提案をやめさせたという。
ある保育園ではこの風評を信じた父兄からの「自分の子供に毒を吸わせるのか」というクレームにより、それまで使っていた超音波加湿器をしまってしまってからノロウィルスが発生し園児もコロナウィルスに感染した。その感染した子供が家庭内感染を起こし若い父親が重症化して死亡したという悲劇そのものの事実が取材されている。
スギ薬局の会長が自分と伴侶だけは先にワクチンを打たせろと秘書に工作させたのと大差ない誰かの愚かで傲慢な思い付きだったのかもしれない。サプライチェーン対策補助金で500億円もの税金をもらってアルコール生産ラインを拡大している最中に、アルコールでは絶対にできない空間噴霧による除菌が可能で、はるかに安く、ノロや新型インフルエンザ、エボラや炭疽菌、エンベロープ菌すべてに効果があり、実績のある次亜塩素酸水に対してNITEがその新型コロナウイルスへの効果を発表しようとしていた。これに危機感を抱いたあるアルコール会社の会長?が手飼いの経産省官僚に働きかけてNITEの発表を遅らせ、後に知事選挙に立候補して落選するNITE委員会の事務局官僚にファクトシートをネガティブフェイクシートに捏造し、3省を巻き添えにしてネガティブポスターまで工作させたのがこの発端である。(と想像する)
自慢げに「経産省に働きかけてNITEの中間発表を延期させた」と国会議員事務所で話し、「こんな小さな業界は私1人でつぶしてみせます」とNITE評価委員会の事務局官僚に放言させたことから始まり、再現なく拡大した、ほんの数人が始めたすぐに伝聞が広がった脇の甘い陰謀である。詳しくはその経緯を記録してあるのでこちらをご覧いただきたい。
これは信頼すべき筋からの伝聞と内部告発から想像される陰謀の分析である。

JFK通信 https://jia-jp.net/content/images/press/211206/jfk211208.pdf
月刊ハナダ https://jia-jp.net/sinchaku/21052641.html

さらに省庁関係者の発言の節々から伺えることは、これほどに効果があり安全で、安価に製造できる次亜塩素酸水も「雑品」ではなく「医薬品」に認定して大きな利権市場にしたい。アルコール業界はこの市場を独占したい。そのために「こんな小さな業界は私が潰してみせます」という官僚を使ったのである。(個人的想像ですが)
心あるメディアの方達は、ぜひこの国民の命をおもちゃにした利権の構造を取材して明らかにしていただきたい。
アルコール業界のこれに関わった人間とNITEの発表を工作した官僚、利権と保身のために研究発表を捏造した医学者、巨大なスポンサーのために国民の感染防止の資材や製品の取材すら行わないメディア、自分の研究していないシナリオを読み上げる専門家と言われるコメンテーターたち。
取材していただけるならば全ての実名と連絡先をお伝えする。

■捏造の構図
Netflixで米倉涼子を主人公とした「新聞記者」というモリカケ問題をモデルとしたドラマが注目されている。
ほんの数人の官僚の忖度によって始まった悲劇のストーリーでは、一度仕掛けた改竄が自殺者を出して政権を揺るがす問題に発展する。中でも内閣官房調査室がインターネットの世論を煽りメディア幹部を籠絡していく部分は、次亜塩素酸水風評捏造問題もネットヤクザとフェイクニュースによって、かく造られたのかと感慨深い。

次亜塩素酸水溶液普及促進会議も日本除菌連合も世界が初めて経験するウィルスと正面から戦っていこうという使命感を持った真剣な人たち、専門メーカーの集合体である。ライターが言うような大儲けした大企業が政治家を使ってロビー活動を行うようなものではなく、自分の利益のために国民の健康を風評を捏造するような悪辣な業界により収入を絶たれ迫害された被害者であり、感染拡大を防ぐために日夜技術を研究してきた製品の誇りを傷つけられたメーカーの集団である。日本除菌連合にはこのコロナ禍により人生を狂わされた飲食業や観光業、イベント業の除菌製品ユーザーの人たちも加盟している。誰が考えても換気だけでは解決できないこれからも続くコロナウイルスの空気感染に対して、国民の健康と命を守ることができる資材や製品により闘っていこうという国会議員の人たちがいる。

これを面白おかしく書き立てて風評を広げ、結果として国民の感染対策を妨げている勢力がいまだにいる。
私たちは本物の感染対策の専門研究者、次亜塩素酸水やオゾンを研究する学者の方々と長い時間をかけて厚労省と経産省と消費者庁に科学的事実を知ってもらい、このすでに退任した前任者たちが関わったであろう工作の後始末とも言える困難な作業を打ち合わせてきた。
厚労省は国会答弁や厚労大臣レクチャーを経て、昨年10月21日に事務連絡として明確にそれまでの誤った見解を修正し、経産省は11月30日に工作の象徴であった悪意あるヒタヒタポスターを修正し全国に通知してくれた。しかしNHKの作られた誤報によって広められた根強い風評はいまだに保健所にも学校にも浸透せずその毒が社会を蝕んでいる。

次亜塩素酸水溶液普及促進会議では消費者庁の指導を得て、厳格な審査により、安全で安心できる品質の製品と適正な表記に合格した製品に認証シールを貼って市場に出す取り組みを行っている。「ガツンとやっつけ」られる筋合いは全くなく、消費者庁を煽る必要もない。
クレペリンの事情と一緒にされる謂れもない。

空気感染するウイルスには空気中のウイルスを除菌するという当然の方策を取らなくてはならない。
世界の最高水準の技術でオミクロンと闘い、国民の健康を守り、元の生活に戻していこうというのが議連にも除菌連合にも共通した思いである。
良心あるメディアの人たちはぜひこの当たり前の事実と提言を取材し報道してほしい。

[参考]
次亜塩素酸水の効果・安全性のエビデンス https://jia-jp.net/evidence.html
パナソニックによる空間噴霧コロナ不滅化実験 https://panasonic.co.jp/ls/pes/news/technology/22010501.html
ヒトによる空間噴霧の安全性実験 https://jokinmorris.com/wp-content/uploads/2021/07/hakasetaidann_4.pdf
WHOからのレター https://jia-jp.net/sinchaku/210120.html
海外での空間除菌事例 https://jia-jp.net/exe/kaigai/
国内の空間除菌事例 https://jia-jp.net/exe/kokunai/ https://jia-jp.net/exe/kokunai/
次亜塩素酸水に対する風評工作の経緯 https://jia-jp.net/content/images/press/211206/jfk211208.pdf
https://jia-jp.net/commentary/